[ラブホ] GM : どこかの部屋

[ラブホ] GM : 何か達も消えて、そこには葵と鬼だけがいる

[ラブホ] GM : 鬼は既に息荒く葵を見る

[ラブホ] : 「ぅ、あああ…」
悲鳴が漏れる、ここに来て、こんな所で…

[ラブホ] ルウ鬼 : う"ぁ"あ"あ"あ"あ"…"!!

[ラブホ] GM : 力いっぱいに服を引き千切る

[ラブホ] GM : 鬼とのその力の差に葵は戦慄して動くこともままならない

[ラブホ] GM : 震えても、嘆いても

[ラブホ] GM : 獣の情欲を前にして意味はない

[ラブホ] : 「や、やめで、お願い…」
涙すら浮かぶ、しかしその悍ましい巨体には何も響かないのだろう

[ラブホ] : 嗚呼、罰が当たったのだろう

[ラブホ] : ねえさんにあんなことをしたんだから

[ラブホ] : 苦い思いが胸いっぱいに広がる

[ラブホ] GM : しかし、葵はひっくり返され涙は布団に染み込んでいく

[ラブホ] GM : ぐいと、押し付けられる

[ラブホ] GM : 葵のソレに負けない獣欲を

[ラブホ] GM : これから奪いつくすであろう鬼のソレ

[ラブホ] GM : 葵は、女性の姿を被りはするが

[ラブホ] GM : 決して心の底までそちら側になっていたわけじゃない

[ラブホ] GM : 寧ろ、男性である事を止めてはいない節があった

[ラブホ] GM : 故に、今葵は圧倒的な男性を持てして気おされてる今

[ラブホ] : 「やだぁ…たすけて、ごめんなさいぃ…」
心が敗北しようとしていた

[ラブホ] GM : しかし、その想いは誰にも届かないだろう

[ラブホ] GM : ぐいと、穴に押し付けられる

[ラブホ] GM : 異常なまでに熱く、今にも葵を蹂躙しかねない

[ラブホ] GM : 唸り声に震える葵は

[ラブホ] GM : 唇を嚙み、シーツを握る

[ラブホ] : (耐える、耐える、耐える…)
か細い希望に縋り、何としても生きて帰る意志を保つ

[ラブホ] GM : つぷ…

[ラブホ] GM : 先が、今葵の中に入り込み始める

[ラブホ] : 「ひっぎぃあ…ああ」
誰にも触れさせたことない、触れさせる気も無い一面を無造作に開かれる

[ラブホ] : 熱い物が、中に擦れる

[ラブホ] GM : 覆い被さる様に葵を飲み込む鬼は

[ラブホ] GM : 一切の容赦もなく捻じ込み続ける

[ラブホ] GM : ぐぐぐ…と、幼い穴は拡げられていく

[ラブホ] : 「っ、ああ」
圧迫感が満ちていく

[ラブホ] : 違和感と、痛みと、ほんの少しの心をかき乱す刺激

[ラブホ] : 体の内からぐちゃぐちゃにかき乱そうとする肉

[ラブホ] GM : まだ、浅い

[ラブホ] GM : 入り口の付近にやっと入っている段階だが

[ラブホ] GM : 既に葵の心は握られていると言っても過言ではない

[ラブホ] GM : もしこのまま深く深く突き立つの言うのなら

[ラブホ] : 「もう、ダメぇ…やだあああ…」

[ラブホ] GM : この脆い心は完膚なきまで砕かれるだろう

[ラブホ] GM : しかし、獣がそれを気にする事は無く

[ラブホ] GM : 悪意であるならば、嬉々として打ち砕くだろう

[ラブホ] GM : 少しづつその巨体の重みが葵にのしかかる

[ラブホ] GM : 穴は開き、変わることを強制する

[ラブホ] : 「っん、ぐう…あ、ぎい…壊れる、ああ…」
苦しい、苦しい、体の内から息苦しくなる

[ラブホ] : 「お、おご、ぁあ」
だんだんまともな声が出なくなり、思考から理性が飛散していく

[ラブホ] : 本能的な恐怖に縛られて、故に敗者としての隷属を受け入れようとしてしまう

[ラブホ] : 受け入れてしまえば、何かが終わりかねないという理性の警告は抜け落ちている

[ラブホ] GM : 葵の表情が崩れ出す

[ラブホ] GM : 男としての尊厳と、人としての理性の砦は砕けて

[ラブホ] GM : この現実に許しを請い、少しでも救いを求める弱弱しい本心と

[ラブホ] GM : 圧倒的な力を前にして引き出された女の顔が混じりあっていた

[ラブホ] : 「ん、ぐっひ」

[ラブホ] : 「だ、ああっん、ああ…」

[ラブホ] : 痛み、苦しみ、その中にある快楽

[ラブホ] : それらが僕の大事な物を少しずつ侵食する

[ラブホ] : 衣服よりもズタズタで、無様になり果てる

[ラブホ] GM : 涙の代わりに涎を垂らし、悲鳴の代わりに嬌声が顔を出す

[ラブホ] GM : その竿の半分を受けれてしまった辺りで、葵の限界は見え始めていた

[ラブホ] GM : あと半分

[ラブホ] GM : 受け入れる前に、終わるだろう

[ラブホ] : 「お"お"ー…」
脳が痺れてくる、感覚が書き換えられるような根源的な快感

[ラブホ] : とろり、とろりと僕のソレも熱くなる

[ラブホ] : 押し出される様に漏れていく、その度に頭が真っ白になる

[ラブホ] : 目の前を埋めるシーツよりも、僕が漂白されてしまう

[ラブホ] GM : ずぷり、と

[ラブホ] GM : 葵の穴は甘く柔らかく解れて、深く咥え込む

[ラブホ] GM : どろどろになっていく、彼の内のように

[ラブホ] GM : そして…

[ラブホ] : 「…ぁ♡」

[ラブホ] GM : 全て、吞み込んでしまった

[ラブホ] GM : 葵の足元はドロドロに汚れて

[ラブホ] GM : その顔は蕩けて笑っている

[ラブホ] GM : 鬼の手が、葵の腹辺りを掴み

[ラブホ] GM : ゆっくりとしたストロークで仕上げを始める

[ラブホ] GM : ぐちゃん、ぐちゃん

[ラブホ] GM : 蕩け切った葵の穴は、相応の音をさらけ出して

[ラブホ] GM : それに呼応するように

[ラブホ] : 「おぅううんっ♡んぎいいぁあ♡」
落ち切った彼も鳴いている

[ラブホ] : (きもちいい、きもちいい…)
抵抗できるハズなど無く、最早あの怒りも何もかも忘れて鳴き続ける

[ラブホ] GM : そして

[ラブホ] ルウ鬼 : お”お”お”お”お”お”ッ”

[ラブホ] GM : ひときわ深く食い込んだソレが

[ラブホ] GM : どくんどくんと、彼を汚し尽くす

[ラブホ] GM : 内から、溢れて外から

[ラブホ] GM : 白く熱く、汚れ切っていく葵は

[ラブホ] GM : そのままベッドに打ち捨てられた

[ラブホ] : 「…」
どろどろになり果てた姿のまま…

[ラブホ] GM :